特別コレクション詳細
- 登録日時
- 2020/03/09 00:30
- 更新日時
- 2021/03/07 10:40
- 管理番号
- edoc2009特展03
- コレクション名
- よみがえる浮世絵~うるわしき大正新版画~
- コレクション名ヨミ
- ヨミガエル ウキヨエ : ウルワシキ タイショウ シンハンガ テン
- 内容
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会期:2009年09月19日(土)~11月08日(日)
大正から昭和前期の近代東京において発展し、 海外からも高い評価を得た「新版画」の代表作品を一堂に紹介!
新版画とは、江戸時代の浮世絵版画と同様の技法によって制作された大正から昭和初期に発展した木版画 です。風前の灯であった伝統的な木版技術。それらを復興するとともに、新たな芸術を生み出そうと、版元、版画家、彫師、摺師らが結集し、さまざまな画題の 2,000 点を超える新版画が作られました。 1930 年代の欧米では、浮世絵につらなる優れた日本美術として、新版画は衝撃をもって受け入れられました。 本展では、世界最高峰の新版画コレクション、 ムラー・コレクション(スミソニアン協会アーサー・M・サックラー・ギャラリー蔵)30点を 日本初公開 いたします。これを含み国内の優品や館蔵の作品・資料を約250点展示いたします。
世界最高峰の新版画コレクション、ムラー・コレクションを日本初公開! ムラー・コレクションとは?
新版画のコレクターとして著名であったロバート・ムラー氏(1911~2003)は、新版画の高度な技法や、描かれた情景に感銘を受け、 1931年(昭和6)に、川瀬巴水の「清洲橋」からコレクションを開始しました。彼は、日米開戦間際の 1940年(昭和15)に来日するなど、新版画の版元や版画家と交流を深め作品を収集しました。その総数は、明治錦絵等を含め 4,000点を超え、まさに世界最大級の日本近代版画コレクションと言えます。 また、彼自身が直接買い付け、大切に保存したため、刷り上がった当時の状態をよくとどめた大変美しい作品のコレクションです。コレクションは、彼 の没後、米国スミソニアン協会アーサー・ M ・サックラー・ギャラリー(ワシントン DC )に、寄贈されました。本展では、その中でも日本との関わりが特に深い、選りすぐりの新版画作品を展示します。 ※本展チラシにはムラー氏が「清洲橋」と出会った年代が1932年(昭和7)となっていますが、調査の過程で先頃前年の1931年(昭和6)であったことがわかりました。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/1485/%e3%82%88%e3%81%bf%e3%81%8c%e3%81%88%e3%82%8b%e6%b5%ae%e4%b8%96%e7%b5%b5%ef%bd%9e%e3%81%86%e3%82%8b%e3%82%8f%e3%81%97%e3%81%8d%e5%a4%a7%e6%ad%a3%e6%96%b0%e7%89%88%e7%94%bb%ef%bd%9e/
(最終アクセス日:2020年3月13日)
- 来歴
- 利用条件
- 目録等
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『よみがえる浮世絵 うるわしき大正新版画展』 東京都江戸東京博物館/編 [小山周子/編集・解説] 東京都江戸東京博物館,朝日新聞社 平成21年9月19日 M3624/TO-003/ 325 -S00
- 紹介文献
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『江戸東京博物館ニュース』 vol.66 東京都歴史文化財団,東京都江戸東京博物館/編 東京都歴史文化財団,東京都江戸東京博物館 平成21年6月30日 M3624/TO-003/ 077-66
- 所蔵点数
- 継続
- NDC
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- 日本画 (721 10版)
- キーワード
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- 浮世絵
- 備考
- コレクションID
- 3000002923
- 関連ファイル