レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/06/01
- 登録日時
- 2014/07/18 00:30
- 更新日時
- 2014/07/18 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0030
- 質問
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解決
明治24年(1891)5月に発生した大津事件で滋賀県知事沖守固は免官となったが、後任者の氏名、在任期間、知事に就任する前の官職およびその後の官職について知りたい。
- 回答
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『日本の歴代知事 第2巻下』によりますと、氏名は「渡辺千秋(わたなべちあき)」で、在任期間は「明治二十四年(一八九一)五月十六日~六月十五日」とあります。その後の官職は「滋賀県在任一か月で第三代北海道庁長官に抜擢された。このあと二十五年内務次官、二十七年貴族院議員、同年京都府知事、二十八年内蔵頭に任ぜられ宮内次官に就任、三十三年に宮内大臣となった。この間、華族に列せられ伯爵を授けられる。」とあります。滋賀県知事に就任する前の官職については『大津事件に就て 上』に、「行政裁判所評定官」とありますが、氏名の方は「渡邊千秋」と記載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方自治.地方行政 (318 8版)
- 参考資料
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- 1 日本の歴代知事 第2巻下 歴代知事編纂会∥編集 歴代知事編纂会 1981年 5-2800- 81 p.137
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2 大津事件に就て 上 社会問題資料研究会∥編 東洋文化社 1974年 5-2611-1 p.525-526 -
3 大津事件の真相 早崎慶三∥著 サンブライト出版 1987年 S-2611- 87 p.119
- キーワード
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- 渡辺千秋
- 渡邊千秋
- 滋賀県知事
- 大津事件
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000156457