レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年07月21日
- 登録日時
- 2016/10/21 15:24
- 更新日時
- 2016/10/21 15:24
- 管理番号
- 土木図書館-0068
- 質問
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御殿場回り東海道本線の駿河小山駅手前7号トンネル間に使用された鉄製枕木の,上下線の一方は仏国ウエンデル製とわかっているが,もう一方が独国の何という名前の会社であったか,調べて欲しい。
- 回答
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三宅正太郎「御殿場線に残る輸入鉄マクラギ」『鉄道ピクトリアル』29巻3号(通358号),1979年3月,鉄道図書刊行会,p.47-49によれば、「1927年ドイツのティッセン(THYSSEN)製」とある。
ただし,質問者によれば明治22年開通時とのことだが,上記文献では昭和3年に「試験敷設され」とあり,その部分が食い違っている。この文献では,明治26年の横川-軽井沢間の鉄枕木の使用が最初と述べている。
- 回答プロセス
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1)『 日本国有鉄道百年史 索引・便覧』日本国有鉄道,1974年 で枕木の項目を調べたが該当なし。
2)八十島義之助『鉄道軌道』技報堂,1967年 に枕木の項あるが,記述はなし。
3)土木学会土木図書館委員会の委員に照会したところ,回答に用いた文献の提示があった。ただし,明治22年ではなく,昭和3年である点に注意を要するとの付言があった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 枕木
- 御殿場
- 駿河小山駅
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000198547