レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/29
- 登録日時
- 2011/12/16 02:02
- 更新日時
- 2013/02/27 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1189
- 質問
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解決
石部神社厨子入木造薬師如来坐像の概要を知りたい。
- 回答
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石部神社は近江八幡市安土町下豊浦にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「蒲生郡安土町下豊浦に所在する石部神社の本地仏とつたえ、現在は京都国立博物館に寄託されている。像高30.3cm。周縁部に宝相華を浮彫りした光背を背負い、八角形の裳懸(もかけ)座にすわる通形の薬師如来坐像。光背と像および懸裳をカヤ材からつくるが、本体は1材で丸彫りしている。いずれも素地のままで仕上げ、衣と懸裳には斜格子や七宝つなぎ、菱形散らしを切金や切箔であらわしているが、それらは正面にだけ見えるもので、背面では省略されている。碗をふせたような肉髻(につけい)、丸顔でなで肩の表現、浅く彫り出された衣文線など平安後期の特色をよくみせているが、本地仏だけに目鼻の彫出はするどい。12世紀初ころの制作と考えられる。重要文化財。(高梨純次)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.32
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2 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ
- キーワード
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- 石部神社
- 重要文化財
- 仏像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000098082