レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年01月01日
- 登録日時
- 2007/02/02 11:44
- 更新日時
- 2019/12/26 11:23
- 管理番号
- edo2007-01
- 質問
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解決
門松はいつ片づけるか。
- 回答
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正月の門松や松飾りは年末年始にかけて飾られ、門松を立てている期間を「松の内」などといいます。門松をとりはずす日は所により違いますが、早いところで1月4日、1月7日や15日に撤することが多いようです。とりはずされた門松は1月7日や小正月(1月14・15日)の行事「どんど」(「とんど」「左義長」「鳥追い」ともいう)で焼かれるのが一般的です。(『日本民俗大辞典上』吉川弘文館1999,3821/264/1、『日本を知る事典』社会思想社1989,3821/8/89 他より)
江戸・東京においては、「むかしは15日に納めていた」「現在は7日(もしくは6日)が普通」と記された図書が多くあります。(『日本を知る事典』、『三省堂年中行事事典』三省堂1999,3861/115/99、『年中行事図聚』三谷一馬著,立風書房1988,3861/64/88 他)
また「武江年表」によれば、防火のためか、寛文2年(1662)幕府は「正月七日限りで町中表裏の松飾を取払うこと」との令を出しており、町中での左義長も禁止しました。(『東京市史稿 産業編6』東京都1958,C3610/2136/22-6 より)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 参考資料
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- 『日本民俗大辞典上』吉川弘文館1999年,3821/264/1
- 『日本を知る事典』社会思想社1989年,3821/8/89
- 『三省堂年中行事事典』三省堂1999年,3861/115/99
- 『年中行事図聚』三谷一馬著,立風書房1988年,3861/64/88
- 『東京市史稿 産業編6』東京都1958年,C3610/2136/22-6
- 『松 ものと人間の文化史 16 ものと人間の文化史 16』高嶋雄三郎著 法政大学出版局 1983年 4786/1/83 (p.45-52)
- 『歳時の文化事典』五十嵐謙吉著 八坂書房 2006年 3861/145/006 (p.433-435)
- 『ヴィジュアル百科江戸事情 第1巻 生活編』NHKデータ情報部編 雄山閣出版 1991年 2105/59/1 (p.61)
- キーワード
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- 門松
- 正月
- 年中行事
- 松の内
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ※「ねりまの文化財」第10号(練馬区教育委員会発行 1991年3月)昔の農家の正月行事の様子について書かれている。7日に片づけたとある。 https://www.city.nerima.tokyo.jp/kankomoyoshi/annai/rekishiwoshiru/rekishibunkazai/kakarikara/prnerima/dai1_10.files/dai10.pdf (2019/12/26確認)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000033045