レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年12月03日
- 登録日時
- 2021/12/03 14:08
- 更新日時
- 2022/03/31 16:59
- 管理番号
- 20211123
- 質問
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解決
勇払八王子千人隊士の墓でいつから慰霊祭が始まったか知りたい。(現在は8月20日に日付固定で行われている。)
まずは昭和38年10月1日の広報とまこまいに関連記事があるらしいのでそれを見たい。
- 回答
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「昭和38年10月1日の広報とまこまい」については、当館ホームページの「市政だより」からPDFで閲覧可能。
おそらく移設した昭和30年11月の慰霊祭が初回。
大きく行われたのは昭和38年8月19日。その後毎年継続して行われるようになったようだ。
- 回答プロセス
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広報とまこまいの日付から、苫小牧民報の記事を当たる。
昭和38年8月19・20日苫小牧民報「記念式典」・「先祖の霊慰める」
苫小牧市の開基90周年の記念式典が行われた際、八王子市議会の方や千人同心の関係者が来苫。
これ以降、継続して慰霊祭が行われている様子が新聞記事から推察できる。
昭和39年8月13日・昭和40年8月13日 苫小牧民報慰霊祭記事
それ以前としては、昭和30年に現在の場所に墓が整えられている。
昭和30年11月30日苫小牧民報「勇払基地で記念式」
昭和29年・昭和30年・昭和32年は8月頃の苫小牧民報に記事見つからず。
このことから、8月に定着したのは、昭和38年の大規模な慰霊祭以降と考えられる。
苫小牧市史下巻P1688
「開拓関係物故者慰霊祭の概要」近江 謙三/著(1040296558)
- 事前調査事項
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勇武津資料館からの調査依頼。地元の方から、広報とまこまいの記事の事を聞いた。
- NDC
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- 北海道地方 (211)
- 参考資料
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- 苫小牧市史 下巻
- 近江 謙三. 開拓関係物故者慰霊祭の概要. (当館資料番号 1040296558)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000308546