レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20191030
- 登録日時
- 2020/04/30 00:30
- 更新日時
- 2021/10/26 18:22
- 管理番号
- 3372
- 質問
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自分が読んだ論文に「朝鮮京畿道長端華蔵寺に所蔵されていた貝葉経(ばいようきょう)が明治36年頃に帝室博物館に移譲され、歴史第九十五号として分類・管理されることになった」旨記述されているが、現在もこの貝葉経は東京国立博物館に残っているか確認したい。
- 回答
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現在も列品として当館に収蔵されていることを案内。登録名称:貝葉経(列品番号:TB-1129)
研究目的で画像利用の希望があったが、現時点で公開されている画像はなかったため、(株)DNPアートコミュニケーションズ担当者へ引き継ぎ、「新規撮影」を申請していただいた。
- 回答プロセス
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・「朝鮮京畿道長端華蔵寺」や「歴史第九十五号」をキーワードに当館収蔵品管理システム(非公開)で検索したがうまくヒットせず。
「貝葉経」で検索すると複数件ヒットするが、管理番号は現在の機関管理番号となっており、「歴史第九十五号」等の旧分類番号などはデータ上に残っておらず、この時点では特定ができなかった。
・内部データベースで「道長端華蔵寺」をキーワードに検索したところヒットあり。
『列品録 明治36年』(館資397、マイクロフィルム番号:M1270)190-191コマ
・同様に、別の列品記載簿(非公開)中に現在の列品番号(TB-1129)が記載されていたため、特定することができた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 経典 (183 9版)
- 参考資料
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- 『列品録 明治36年』 (館資397、マイクロフィルム番号:1270)
- キーワード
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- 貝葉経
- 朝鮮京畿道長端華蔵寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 書跡
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000281617