レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/01/01
- 登録日時
- 2019/02/01 00:30
- 更新日時
- 2019/02/01 11:29
- 管理番号
- 滋2018-0033
- 質問
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解決
大津市玉野浦のロイヤルオーク付近に「レークサイドゴルフ場」というバス停があるが、現在近くにゴルフ場はない。ゴルフ場が撤退した経緯を知りたい。
- 回答
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『滋賀年鑑 1986』の「県内ゴルフ場案内」に「ニュー瀬田レークサイドゴルフコース」が掲載されており、同書1987年版には、掲載がありません。以上のことから、昭和61年までゴルフ関係の施設があったことが確認できます。
『綾羽紡績20年史』に「瀬田レークサイドゴルフコース 当社は昭和39年3月、滋賀県が琵琶湖畔瀬田浦に造成した埋立地286,118㎡(87,000坪)を入手しましたが、この土地は工場用地、住宅用地、遊園地等広範な使用用途が指定されていました。当時、過度の設備投資による不況に悩んでいた日本経済の情勢から、直ちに工場用地とすることは望むべくもありませんでしたので、ここにゴルフコースと練習場を建設する事とし、昭和39年11月、まず250ヤード打ち放し50打席の練習場を完成させ、ついで昭和40年4月に9ホール(2,643ヤード・パー35)をオープン、瀬田レークゴルフコースと名付け琵琶湖開発が運営に当たっています。」とあります。
また、『綾羽』の年表に、「昭和39年12月 瀬田レークサイドゴルフコース打放し練習場開設 <昭和61年8月 レークサイドゴルフガーデンに名称変更>」とあります。
当館の「滋賀県関係新聞記事見出し検索」では、1986年12月14日朝刊に「大津の街中に温泉わき出た! 38度、湯量も豊か ゴルフ場跡地」という記事が検索されますので、昭和61年12月には、宅地造成が行われていたようです。
しかし、いずれの資料にも、会社側の撤退理由についての記述はありませんでした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 球技 (783 8版)
- 参考資料
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- 1 綾羽紡績20年史 綾羽紡績株式会社∥編 綾羽紡績株式会社 1966年 5B-5821- 66 p.69,76-79
- 2 綾羽 綾羽株式会社50年史編集委員会∥編集 綾羽株式会社 1997年 5B-3300- 97 p.35,45
- 3 滋賀年鑑 1986 京都新聞滋賀本社∥編集 京都新聞社 1985年 S-0500-86 p.342
- キーワード
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- ゴルフ場
- 綾羽
- レークサイド
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000250924