レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年11月08日
- 登録日時
- 2006/12/06 16:15
- 更新日時
- 2006/12/26 13:34
- 管理番号
- NWEC-REF-0075
- 質問
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解決
市で作成する刊行物の中で、女性のイラストに添えるセリフに「~わよ」「~よね」などの語尾は用いない方がよいのか。その根拠となるような資料があるか。
- 回答
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国や各地方自治体で発行されている、男女共同参画の視点からの公的広報における表現のガイドライン類、及びガイドライン作成のための調査研究書などをあたったところ、以下の資料で話し言葉の語尾について言及していた。
『公的広報に男女共同参画の視点を : 男女共同参画の視点からの公的機関の広報ガイドラインに関する調査研究報告書』 (電通 : 電通総研 , 2000.10) ※平成12年度、当時の総理府の委託による調査研究
p.13「女性の発言であることを示すために「○○よ」「○○だわ」など (略) 必要以上に性別を強調する表現は、公正な扱いに欠けるといえる。」
『鳥取県行政広報物ガイドライン : 男女共同参画の視点に立った表現』 (鳥取県男女共同参画推進課 , 2002.3)
p.7に「避けたい表現」として「「…よ」「…だわ」、「…だ」「…だぞ」など合理的な理由なく女性・男性の発言であることを強調する表現」と例示。
- 回答プロセス
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国立女性教育会館女性情報ポータル“Winet”(http://winet.nwec.jp/)「文献情報データベース」で「(ガイドライン or 手引*) and (広報 or 表現)」で検索。ヒットした資料を通覧する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会学 (361 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 広報
- 表現
- ガイドライン
- 女言葉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 市職員
- 登録番号
- 1000032102