レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:01
- 更新日時
- 2012/07/20 02:01
- 管理番号
- 滋2011-1731
- 質問
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解決
「人目のみ守山に鳴く」で始まる近江を詠んだ和歌の全文、歌の意味、作者とその略歴、収録されている歌集名を知りたい。
- 回答
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『近江百人一首』に、和歌の全文は「人目(ひとめ)のみ守山(もりやま)に鳴(な)く呼子鳥(よぶこどり)しのびに誰(たれ)を待つ音(ね)なるらむ」で、歌の意味は「人目のみをはばかりながら、守山に鳴く呼子鳥よ。ひそかに耐えて、だれを待つ声であろうか。」であると記されています。また同資料には、作者は「中務」で、略歴は「平安期歌人。十世紀の頃の人。母は伊勢。母娘とも三十六歌仙に入る。醍醐天皇の延喜年間(九一〇前後か)出生し、一条御代の永祚元(九八九)以後出家した大江為基に送ったとみられる歌があるので、おそらくそれ以降の没であろう。敦慶親王女である。中務の称は父が中務卿であったことによる。」とあります。収録されている歌集は「中務集」と記されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 近江百人一首 滋賀県文化振興事業団∥編集 滋賀県教育委員会 1993年 S-9100- 93 p.68
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2 近江百人一首を歩く 畑裕子∥著 サンライズ印刷出版部 1994年 S-9100- 94 p.53 -
3 校注歌枕大観 近江編 森本茂∥編著 大学堂書店 1984年 S-9100- 84 p.374
- キーワード
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- 和歌
- 中務
- 中務集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108963