レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:03
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1657
- 質問
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解決
穴太廃寺跡の概要を知りたい。
- 回答
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穴太廃寺は大津市穴太二丁目にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「七世紀中期から一一世紀末頃まで存続した古代寺院で、二時期の主要伽藍が異なる方位でしかも重複して検出。創建寺院は東に塔、西に金堂(こんどう)とこれらを囲む廻廊(かいろう)がわずかに残り、建物の主軸方位は北から東へ約三五度振った穴太以北の条里方向に一致する。再建寺院は、北に講堂、その南東に塔、南西に金堂を配する法起寺(ほっきじ)式伽藍配置をもち、建物の主軸方位は創建寺院より約三三度西へ振っており、穴太以南の条里に一致。一説に大津京造営に伴い方位を変更して寺院を再建したという説がある。」とあります。また同資料によりますと、国指定文化財(平成9年9月11日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術政策.文化財 (709 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.372
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2 穴太下大門遺跡 大津市教育委員会文化財保護課∥編 大津市教育委員会 1975年 5-2211- 75 -
3 穴太廃寺 滋賀県教育委員会∥編 大津市教育委員会∥編 滋賀県教育委員会 1987年 5-2211- 87 -
4 穴太廃寺の保存を願って 皇子山を守る会∥編 滋賀県の文化遺産を守る会∥編 皇子山を守る会 1985年 5-2211- 85 -
5 滋賀県埋蔵文化財センター紀要 3(昭和62年度) 滋賀県埋蔵文化財センター∥編集 滋賀県埋蔵文化財センター 1989年 5-2200-87
- キーワード
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- 穴太廃寺
- 古代寺院
- 埋蔵文化財-大津市
- 史跡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102880