レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/11/01
- 登録日時
- 2018/11/03 00:30
- 更新日時
- 2018/11/03 17:45
- 管理番号
- 滋2018-0017
- 質問
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解決
なぜ神を一柱、二柱と「柱」という単位で数えるのか知りたい。
- 回答
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『日本の助数詞に親しむ』中の、「神様の数え方 柱(はしら)」の項目に、「「柱」という字は「木」と「主」からできています。「主」は「そこにじっと立っている、支える」という意味です。
古く『古事記』や『万葉集』の時代から、日本では樹木に神様が宿ると考えていました。さらに、人間は土の中から植物のように生まれ育ったと考えられていて、「人間一人」の別称に「ひとつぎ木」という表現を用いて歌を詠んだりしていました。そこから、樹木が敬意を払う対象となり、ご神体、神像などを「柱」で数えることにつながりました。」と記載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 度量衡.計量法 (609 8版)
- 参考資料
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- 1 日本の助数詞に親しむ 飯田朝子∥著 東邦出版 2016.11 G-8152-イ p.25
- 2 絵で見る「もの」の数え方 町田健∥監修 主婦の友社 2005年 G-0315-マ p.51
- 3 日本国語大辞典 第10巻(な-はわん) 日本国語大辞典第二版編集委員会∥編 小学館国語辞典編集部∥編 小学館 2001年 R-8131-10 p.1112
- 4 広辞苑 新村出∥編 岩波書店 2018.1 R-8131-シ p.2342
- 5 数え方の辞典 飯田朝子∥著 町田健∥監修 小学館 2004年 R-0315-イ p.377
- 1 日本語助数詞の歴史的研究 三保忠夫∥著 風間書房 2000年 3-8152-ミ
- 2 日本の助数詞に親しむ 飯田朝子∥著 東邦出版 2016.11 G-8152-イ
- 3 数え方の日本史 三保忠夫∥著 吉川弘文館 2006年 G-8152-ミ
- 4 神の文化史事典 松村一男∥編 平藤喜久子∥編 白水社 2013.2 R-1640-マ
- キーワード
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- 神
- 柱
- 単位
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000245108