レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:01
- 更新日時
- 2012/12/19 16:52
- 管理番号
- 滋2011-1650
- 質問
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解決
大林院木造不動明王坐像の概要を知りたい。
- 回答
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大林院は大津市坂本五丁目にあり、延暦寺の子院の1つです。『大津の文化財』によりますと、概要は「少し右に顔を向け、頭頂には蓮華をおく。眼を見ひらき、上歯で下唇を噛む。このような像容は東寺(教王護国寺(きょうおうごこくじ))講堂像を最古の例とするいわゆる大師様(弘法大師様)の不動と呼ばれる。本来は真言系の仏像が、天台にも流入したことをうかがわせる作例である。肉づけは穏やかで、衣のひだの彫りも比較的浅い。平安時代のちょうど中頃の制作かと推測される。」とあります。また同資料によりますと、像高51.5cm。国の重要文化財(明治33年4月7日)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.197
- 2 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ
- キーワード
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- 大林院:重要文化財
- 仏像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107185