レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:00
- 更新日時
- 2012/12/19 17:25
- 管理番号
- 滋2011-1703
- 質問
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解決
新福寺木造阿弥陀如来立像の概要を知りたい。
- 回答
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新福寺は大津市月輪二丁目にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「当寺本尊。いま来迎印(らいごういん)を結ぶ阿弥陀如来像として祀られるが、両手先は後補であり、当初は施無畏(せむい)・与願印(よがんいん)(ないし持薬壺(やっこ))の薬師如来像であったかもしれない。肉髻(にっけい)と地髪(じはつ)との間に段差をつけない形式も、天台系の薬師像に多いといわれる。厳しい表情、抑揚に富んだ重厚な体部の造形、太い衣文(えもん)の刻み方などから、九世紀末から十世紀前半にかけての作とみられる。寺伝では京都・誓願寺の旧像といい、別の所伝では、草津・矢倉から寺が移されたという。」とあります。また同資料によりますと、像高115.4cm。大津市指定文化財(昭和54年3月1日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.257
- キーワード
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- 新福寺
- 大津市指定文化財
- 仏像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107153