レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/07/01
- 登録日時
- 2012/11/07 02:05
- 更新日時
- 2012/11/07 02:05
- 管理番号
- 滋2012-0030
- 質問
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解決
銭太鼓という楽器があるそうだが、その概要や使用法を知りたい。
- 回答
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『日本音楽大事典』によりますと、「民俗芸能で銭太鼓踊りなどに用いられる体鳴楽器。もとは穴のあいた銭を利用した楽器で、各地にあり、形や用法などは土地によって必ずしも一定しないが、間接打奏の体鳴楽器に属し、ラットルの類としてもよいであろう。おもな例を列挙する。(一)小さな太鼓の縁のところどころに古銭などをつけて振り鳴らす。(二)曲物(まげもの)などの輪の中に十文字に針金を通し、これに通貨を通したもの。青森県の「えんぶり」や宮城県の田植踊りに使用。(三)針金を通した竹筒の中に銅銭を入れたもの。両端に房飾をつける。舞具のような性格をもち、打ち振るほか、打ち合わせたり、ほうり上げたりすることもある。(四)太鼓の桴(ちば)の両端に3枚ずつ硬貨を取り付けたもの。太鼓を打ったり桴を振り回すと硬貨が触れ合って音が出る。沖縄の八重山地方で「鶴亀踊」に使用。沖縄ではこれをジンデーグと呼ぶ。関根 裕」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 邦楽 (768 8版)
- 参考資料
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- 1 日本音楽大事典 平凡社 1989年 R-7603-ニ p.357
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2 音楽大事典 3 シ?テ 平凡社 1982年 R-7603-3 p.1336
- キーワード
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- 銭太鼓
- 楽器
- 郷土芸能
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113778