レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年01月30日
- 登録日時
- 2023/12/21 17:36
- 更新日時
- 2023/12/23 10:31
- 管理番号
- 00000059
- 質問
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解決
「白梅のあと紅梅の深空あり」の作者と句の意味を知りたい。
- 回答
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飯田龍太、昭和48(1973)年の句。句集『山の木』所収。季語は「紅梅」。季節は春。
飯田龍太著『龍太俳句入門』には以下のようにある。
「なお寒気ののこる大気のなかに、はやくも二、三輪白梅が開く。悪くない風情ですが、白梅がすっかり咲きさかると、ついであでやかに紅梅が蕾をひらきます。『もう寒さも大丈夫だよ。お前さんも出ておいで。』兄さんが可愛い妹にいっているような感じ。ことに麗らかに晴れ渡った日の眺めは格別。」
その他以下の資料を参照。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 10版)
- 参考資料
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飯田龍太 著. 龍太俳句入門. 角川文化振興財団, 2020. (角川俳句コレクション)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030368068-00 , ISBN 9784048843515 (p.157) -
飯田竜太 著. 飯田竜太文集 第2巻 (俳句の風土). 筑摩書房, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001952243-00 , ISBN 4480760121 (p.249) -
鷹羽狩行 [著]. ラジオ歳時記俳句は季語から. 講談社, 2002. (講談社+α新書)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003980061-00 , ISBN 4062721678 (p.49-50) -
福田甲子雄 編著. 竜太俳句365日. 梅里書房, 1991. (名句鑑賞読本 ; 12)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002178118-00 , ISBN 4872270517 (p.47) -
広瀬直人 著. 飯田竜太の俳句. 花神社, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002260917-00 , ISBN 4760212604 (p.175-177) - 山梨県立文学館/編集. 飯田龍太の俳句. 山梨県立文学館, 2009. (p.8)
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平井照敏 著 , 平井, 照敏, 1931-2003. 現代俳句入門. 永田書房, 1977.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001349836-00 (p.167-171) -
友岡子郷 著 , 友岡, 子郷, 1934-2022. 飯田龍太鑑賞ノート. 角川書店, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008351030-00 , ISBN 4048762761 (p.266-267) -
飯田龍太 [ほか]編集. 鑑賞現代俳句全集 第10巻. 立風書房, 1981.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001491958-00 (p.38) -
原裕 著 , 原, 裕, 1930-1999. 季の思想. 永田書房, 1983.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001606958-00 (p.206-207) - 俳句αあるふぁ 通巻176号. 毎日新聞出版, 2020年6月14日発行. (p.80)
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飯田龍太 著. 龍太俳句入門. 角川文化振興財団, 2020. (角川俳句コレクション)
- キーワード
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- 飯田龍太
- 俳句
- 白梅
- 紅梅
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 参考:『現代俳句全集』1(立風書房 1977 P99-100)、『俳句・風土・人生』(講談社学術文庫 1988 P70-71)は『飯田龍太文集』2と同一文章。『飯田龍太』(立風書房 1985 P222-224)は『現代俳句入門』の引用。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000343755