レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:01
- 更新日時
- 2012/07/20 02:01
- 管理番号
- 滋2011-1799
- 質問
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解決
「楽浪や志賀の浜松」で始まる近江を詠んだ和歌の全文、歌の意味、作者とその略歴、収録されている歌集名を知りたい。
- 回答
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『近江百人一首』に、和歌の全文は「楽浪(ささなみ)や志賀の浜松(はままつ)ふりにけり誰(た)が世に引ける子日(ねのひ)なるらむ」で、歌の意味は「志賀の浜のこの松はたいへん古くなっているよ。いったい、昔のだれの世に引いて幸福を祈った子の日の小松なのであろうか。」であると記されています。また同資料には「藤原俊成」で、略歴は「平安期歌人。十二-十三世紀の人。皇太后宮大夫。「千載和歌集」を撰進。また御子左家歌学の創始者として当時の歌壇を指導した。九一歳の長寿を保った。法名釈阿。通称五条三位。権中納言俊忠の三男。母は伊予守敦家女。一〇歳で父と死別。六三歳皇太后大夫で出家するまでの十年間俊成、後の三十年が釈阿を称した法体の歌壇の重鎮期間である。最後まで創作意欲衰えず、後鳥羽院から九十賀宴を賜り、翌年幸運な生涯を閉じた。家集「長秋詠藻(えいそう)」「俊成家集」」とあります。収録されている歌集は「新古今和歌集 巻第一」と記されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 近江百人一首 滋賀県文化振興事業団∥編集 滋賀県教育委員会 1993年 S-9100- 93 p.196
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2 校注歌枕大観 近江編 森本茂∥編著 大学堂書店 1984年 S-9100- 84 p.184 -
3 近江百人一首を歩く 畑裕子∥著 サンライズ印刷出版部 1994年 S-9100- 94 p.194
- キーワード
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- 和歌
- 藤原俊成
- 新古今和歌集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000109015