レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:01
- 更新日時
- 2012/07/20 02:01
- 管理番号
- 滋2011-1797
- 質問
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解決
「宮木守なしとや風も」で始まる近江を詠んだ和歌の全文、歌の意味、作者とその略歴、収録されている歌集名を知りたい。
- 回答
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『近江百人一首』に、和歌に全文は「宮木守(みやぎもり)なしとや風もさそふらむ咲けばかつ散る志賀の花園(はなぞの)」で、歌の意味は「宮木守がいないといってか、風も誘うのであろうか、咲けばそのままに散っていく、志賀の花園よ。」であると記されています。また同資料には、作者は「土御門院」で、略歴は「鎌倉期歌人。十二-十三世紀の人。名は為仁(ためひと)。建久六(一一九五)-寛喜三(一二三一)。三七歳。後鳥羽院の第一皇子。第三十八代の天皇。母は源通親の養女、承明門院在子(ざいし)。弟守成親王(順徳院)を愛した後鳥羽院の意向により、一六歳にて譲位。温順。地味な人柄と伝えられ、自ら歌壇の主宰者とはならなかった。承久の乱にも参画せず、乱後自ら望んで土佐に遷り、後、阿波に移って同地で崩御。後年、院の皇子が即位して後嵯峨院となった。「土御門院御集」「土御門院百首」があり、続後撰集以下に一四八首が入る。(後略)」とあります。収録されている歌集は「続後撰和歌集 巻第三」と記されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 近江百人一首 滋賀県文化振興事業団∥編集 滋賀県教育委員会 1993年 S-9100- 93 p.194
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2 近江百人一首を歩く 畑裕子∥著 サンライズ印刷出版部 1994年 S-9100- 94 p.193
- キーワード
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- 和歌
- 土御門天皇
- 続後撰和歌集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000109014