レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:01
- 更新日時
- 2012/07/20 02:01
- 管理番号
- 滋2011-1786
- 質問
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解決
「にごりなき横川の水に」で始まる近江を詠んだ和歌の全文、歌の意味、作者とその略歴、収録されている歌集名を知りたい。
- 回答
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『近江百人一首』に和歌の全文は「にごりなき横川の水に君(きみ)住まばこなたの岸(きし)はいかが渡らむ」で、歌の意味は「にごりのない、横川の水の辺(ほとり)に、君がお住みになるならば、こなたの岸である迷いの世界は、どのように生きてわたればよいのでしょうか。」であると記されています。また同資料には、作者は「赤染衛門」で、略歴は「平安期歌人。十-十一世紀の人。赤染時用(ときもち)の女(むすめ)。「衛門」の称はその官名による。生没年未詳。出生は天徳元(九五七)-康保元(九六四)頃。母は初め平兼盛の妻で、のち時用と再婚したので、実父は平兼盛といわれる。彼女の行動から良妻賢母像の印象強く、長く道長の室倫子(りんし)に仕え重きをなした。大江匡衡(まさひら)と結婚。拳周・江侍従(こうのじじゅう)と他に一人の子を生む。夫と死別後、数年のうちに出家し、没年は長久二(一〇四一)。八五歳以後。」とあります。収録されている歌集は「赤染衛門集」と記されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 近江百人一首を歩く 畑裕子∥著 サンライズ印刷出版部 1994年 S-9100- 94 p.172
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2 校注歌枕大観 近江編 森本茂∥編著 大学堂書店 1984年 S-9100- 84 p.100 -
3 近江百人一首を歩く 畑裕子∥著 サンライズ印刷出版部 1994年 S-9100- 94 p.172
- キーワード
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- 和歌
- 赤染衛門
- 赤染衛門集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000109004