レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/25
- 登録日時
- 2011/10/18 02:02
- 更新日時
- 2011/10/18 02:02
- 管理番号
- 滋2010-0095
- 質問
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解決
かつて野洲川で伏樋という水路が作られていたそうだが、それはどのようなものでしょうか。また、野洲川の伏樋のことを書いた資料を見たい。
- 回答
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川の流水や伏流水を取り入れる施設全般のことを「井」(い、ゆ)といい、その水路のことを「井川」もしくは「湯川」といいます。野洲川では堤防の下に樋(導水路)を埋設して、水を取り出しました。なかでも伏流水を取る樋を伏樋といいました。天井川の野洲川ではしばしば地表流がなくなりますが、伏流水は流れているので伏樋の役割は重要でした。樋は竪樋と底樋からなり、竪樋は取水量を調節し、底樋は川床下で取水した水を堤防下の池(桝)に導く役割をはたしました。野洲川の伏樋は下記の資料に掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業工学 (614 8版)
- 参考資料
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- 1 湖国の「水のみち」 竹林征三∥著 サンライズ出版 1999年 S-5180- 99
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2 郷土資料野洲川 守山市立教育研究所∥共編 建設省琵琶湖工事事務所∥共編 守山市立教育研究所 1990年 5-2924- 90 -
3 六条区と六条樋 中主町六条区∥編集 中主町六条区 1999年 S-2125- 99 -
4 川の生活史 野洲町立歴史民俗資料館∥編集 野洲町立歴史民俗資料館 2001年 SB-5126- 01 -
5 野洲川改修事業に伴う民俗資料調査報告 守山市教育委員会∥編集 守山市教育委員会 1974年 5-3824- 74
- キーワード
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- 農業水利
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000092572