レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:03
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1620
- 質問
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解決
明王院葛川与(と)伊香立庄相論(そうろん)絵図の概要を知りたい。
- 回答
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明王院は大津市葛川坊村町にあり、通常葛川明王院もしく息障明王院と呼ばれています。『大津の文化財』によりますと、概要は「鎌倉時代後期、隣郷伊香立庄との境相論の中で作成された絵図。簡略絵図は文保元年(一三一七)の作成で、花折谷(はなおれだに)付近から明王院境内に至る谷々を墨線で描いたもの。彩色絵図は、その翌年伊香立庄の主張する杉尾山の権利に対し、葛川がこの地が葛川の領域内であることを主張したもの。大川(安曇川)と大道(若狭街道)を中心に、明王院の建物や周囲の景観を色鮮やかに描き、朱書による注記も加えられている。」とあります。また同資料によりますと、大きさは簡略絵図縦52.2cm、横184.0cm、彩色絵図縦96.2cm、横205.5cm。重要文化財(平成3年6月21日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.287
- キーワード
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- 葛川明王院
- 重要文化財
- 絵図
- 明王院
- 息障明王院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102843