レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:03
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1615
- 質問
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解決
和邇大塚山古墳の概要を知りたい。
- 回答
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和邇大塚山古墳は大津市小野朝日二丁目の曼荼羅山の山頂北側にある前方後円墳です。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)このあたりは和邇系氏族の一根拠地で、小野氏や真野氏などに関する記録が『新撰姓氏録』や『続日本後紀』にあらわれ、このような史実をふまえて、この古墳を和邇系氏族とむすびつける説が有力である。古墳の前方部は南東をむき、堅田平地を遠望する形となっている。全長約75m、後円部の径約48mで、葺石は見られるが、埴輪は存在しないようである。1907年(明治40)に地元の人により発掘され、後円部には礫床をもつ粘土槨形式の主体部が、前方部にも粘土槨らしい主体部がある古墳であることが判明した。出土遺物は、径13cmの舶載の盤竜鏡(ばんりゅうきょう)1面と、勾玉・管玉・銅鏃・鉄斧頭・刀剣の残欠・甲冑の残欠などがあった。これらの遺物は、現在残念ながら所在不明である。(西田 弘)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.772
- キーワード
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- 和邇大塚山古墳
- 古墳
- 埋蔵文化財-大津市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102838