レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:02
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1403
- 質問
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解決
正眼寺紙本墨書安南(あんなん)国書の概要を知りたい。
- 回答
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正眼寺は東近江市五個荘小幡にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「1612年(慶長17)に角倉貞順が安南(あんなん)(現在のベトナム)貿易にさいして、彼国におくった文書とそれにたいする安南国よりの修好文書とが、(中略)正眼寺に所蔵されている。角倉家は愛智郡吉田に出自する京都の豪商で、中でも了以(りょうい)は諸国の河川開発事業にも活躍した人物として著名。貞順は号を素庵といい、了以の子である。この文書は近世初頭の朱印船貿易の実態をしめす貴重な史料で、この貿易にあたり、日本側は薬の交易に重点をおいていたことが知られる。重要美術品。(土井通弘)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.390-391
- キーワード
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- 正眼寺
- 重要文化財
- 古文書
- 角倉貞順
- 朱印船貿易
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102672