レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/29
- 登録日時
- 2011/12/16 02:03
- 更新日時
- 2013/02/27 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1224
- 質問
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解決
今堅田船大工仲間文書の概要を知りたい。
- 回答
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『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「「天正十二年六月十三日江州諸浦船大工四拾人中宛羽柴秀吉朱印状」1通と「無年六月十三日三郎左衛門宛書状」1通の計2通がある。(中略)中世以来堅田と大津を二大拠点としていた船大工は、当時湖上交通を支配していた堅田の地侍層のもとに組み込まれていたが、織田信長や羽柴秀吉の進出とともにその支配を離れ、やがて秀吉の支配下となった。1584年(天正12)の朱印状は、大津を中心に堅田などの船大工40人の諸役を免除することを記したもので、船大工仲間へあたえられた特権を示すとともに近世船大工仲間成立を物語る史料となっている。ほかの1通も当時の船大工の代表となった三郎左衛門の存在を示すものである。大津市指定文化財。(西川丈雄)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.54
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2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98
- キーワード
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- 今堅田船大工仲間文書
- 古文書
- 大津市指定文化財
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000098243