レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20120312
- 登録日時
- 2020/03/26 00:30
- 更新日時
- 2021/12/29 11:52
- 管理番号
- 2417
- 質問
-
太刀(名物 童子切安綱)(列品番号:F-19931)の画像
①C0064938、C0064939『太刀_銘安綱』には「国宝」表示があり、
②C0088578、C0088579『梨地糸巻太刀』には「国宝」表示が無いが、
両者はともに国宝と考えていいのだろうか。
- 回答
-
研究員に確認したところ、平安時代に制作された太刀のみが国宝。
東博では展示の際の名称として、②の糸巻太刀は「“国宝 太刀_銘安綱”の拵」、梨子地葵紋散太刀箱は「“国宝 太刀_銘安綱”の附」などとしている。
- 回答プロセス
-
「国指定文化財等データベース」では『太刀〈銘安綱(名物童子切安綱)/〉』として登録されており、『糸巻太刀、梨子地葵紋散太刀箱』は『太刀〈銘安綱(名物童子切安綱)/〉』の“附”という扱いで関連情報として出てくる。
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/301 (2021/5/11アクセス確認)
一方、当館収蔵品管理システム(非公開)や画像管理システム(非公開)では、F-19931で検索すると、それぞれ“平安”と“江戸”という異なる時代が記載され、後者は国宝扱いされていない。
上記を踏まえて、研究員に確認。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 金工芸 (756 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 刀剣
- 童子切安綱
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
【2021/5/11追記 アクセス確認】
ColBase https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/F-19931?locale=ja
画像検索 https://webarchives.tnm.jp/imgsearch/show/C0088578
- 調査種別
- 画像・列品
- 内容種別
- 刀剣
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000279127