レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年10月01日
- 登録日時
- 2005/01/26 15:14
- 更新日時
- 2018/01/19 13:54
- 管理番号
- edo2004-10
- 質問
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解決
昭和20年頃のサラリーマンの給料はいくらか。
- 回答
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明治から昭和の物価については参考資料【資料1】~【資料8】で調べることができます。また昭和については【資料9】『昭和二万日の全記録 全19巻』の欄外にも記載があります。
ただしご質問の昭和20年頃は社会的にも不安定であり、インフレによって某大手企業社員月給(旧制中卒・在職22年手取り) の場合、366円18銭が翌月802円84銭(【資料9】より)と急騰する例も見られます。
当時の貨幣価値を現在の価値に正確に換算することは非常に難しく、断定する事はできませんが、日本銀行貨幣博物館(http://www.imes.boj.or.jp/cm/index.html)のFAQコーナー(備考※1)に換算の目安が紹介されています。
昭和24年からの平均給与については国税庁http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/jikeiretsu/01_02.htm (2013/10/17確認)のデータが参考になるでしょう。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貨幣.通貨 (337 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『日本の物価と風俗130年のうつり変わり』(文教政策研究会 1996年 3378/L22/96)
- 【資料2】『値段の明治・大正・昭和風俗史』(週刊朝日編 朝日新聞社 1981年 3378/3/1)
- 【資料3】『続値段の明治・大正・昭和風俗史』(週刊朝日編 1981年 朝日新聞社 3378/3/2)
- 【資料4】『新値段の明治・大正・昭和風俗史』(週刊朝日編 朝日新聞社 1990年 3378/3/3)
- 【資料5】『値段史年表』(週刊朝日編 朝日新聞社 1989年 3378/17/89)
- 【資料6】『戦後値段史年表』(週刊朝日編 朝日新聞社 1995年 3378/B23/95)
- 【資料7】『物価の世相100年』(岩崎爾郎 読売新聞社 1982年 3378/2/82)
- 【資料8】『物価の文化史事典 明治・大正・昭和・平成』(森永琢郎監修 展望社 2008年 3378/25/0008) (p.438-457「日本の賃金百年」)
- 【資料9】『昭和二万日の全記録 全19巻』(講談社 1989~2001年 2107/5/1-19)
- キーワード
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- 給料;月給
- 物価
- サラリーマン
- 給与
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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(備考)
※1 日本銀行貨幣博物館 http://www.imes.boj.or.jp/cm/(昭和の貨幣価値を現代に換算するとhttp://www.imes.boj.or.jp/cm/history/historyfaq/a13.html)(2014/1/29確認)
※2 民間給与実態統計調査結果(国税庁)昭和24年~ http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/jikeiretsu/01_02.htm (2013/10/17確認)
(類似事例)
都立中央図書館「昭和15年頃の1000円は現在のいくらか」https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000001859
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000013903