レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年01月31日
- 登録日時
- 2023/12/19 13:47
- 更新日時
- 2023/12/23 11:00
- 管理番号
- 00001561
- 質問
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未解決
辻嵐外の「山の梅咲て小笹のさへさへ(さえざえ)し」の解説があるか。
- 回答
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該当句について解説はみつからなかったが、「峯に梅白く笹は里に青く」という前書きがあり、梅は白梅を詠んでいることがわかった。
「さえざえ」は、澄み切っているさま、すがすがしいさまをいう。
- 回答プロセス
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(1)自館蔵書検索システムで著者名等「ツジランガイ」検索
→ 19件ヒット。
→ 清水茂夫「辻嵐外の研究」(「山梨大学学芸学部研究報告」昭和37年通巻12号所収)に該当歌の前書きについて記載あり。文化2年『会津盆』所収と分かる。
→ 『会津盆』は当館で所蔵がなかったが、早稲田大学図書館古典籍データベースで確認できた。
https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko18/bunko18_00731/bunko18_00731.html (4コマ目)
(2)『山梨百科事典』を確認
→ 「辻嵐外」の項あり。歌の解説はない。
(3) (2)の執筆者「松本武秀」(別名中川武秀、中川武彦)の著書等を検索
→ ヒットした資料を確認するが当該歌の解説はなかった。
(3) 過去のレファレンス事例を「嵐外」で検索。
→ 参考資料として載っていた4件を確認するが解説なし。
(4)『俳句用語辞典』で「さへさへ」の語句の意味を確認。
→ 記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 10版)
- 参考資料
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- 山梨大学学芸学部研究報告 通巻12号. 山梨大学学芸学部, 1962年3月. (p.16 清水茂夫「辻嵐外の研究」)
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飯塚書店編集部 編 , 飯塚書店. 俳句用語辞典. 飯塚書店, 1991.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002117986-00 , ISBN 4752220091 (p.182)
- キーワード
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- 辻嵐外
- 俳句
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000343588