レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/06/30
- 登録日時
- 2014/08/23 00:30
- 更新日時
- 2014/08/23 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0036
- 質問
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解決
木材で建築物を造る際に用いられることがある「背割り」について知りたい。
- 回答
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『建築用語辞典』によりますと、「丸太または心持ちの角材を柱または円桁などに使用するとき、見掛りに亀裂が出るのを防ぐため、背の部分に樹心までのこぎりで挽き込むことをいう。この部分にくさびを打ち、また背割りの幅が開閉しないように硬木でちぎりをかけることがある。背割りした部分を目立たぬ方に向けて使用する。心挽きともいう。」とあり、図も掲載されています。この説明文の中にある「ちぎり」とは、「千切、乳切(中略)2つの材を緊着させるための接合部に挿入するちょう(蝶形)の小片。つづみ(鼓)ともいう。」とあります。また、『建築大辞典』、『図説建築用語事典』、『木造建築用語辞典』にも、説明文のほか図が掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 建築構造 (524 8版)
- 参考資料
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- 1 建築用語辞典 建築用語辞典編集委員会∥編 技報堂出版 1995年 R-5203-ケ p.543,621
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2 建築大辞典 彰国社∥編 彰国社 1993年 R-5203-シ p.914-915 -
3 図説建築用語事典 五十嵐永吉∥著 堀越喜与志∥著 実教出版 2005年 R-5203-ス p.227 -
4 木造建築用語辞典 小林一元∥[ほか]著 井上書院 1997年 R-5245-コ p.220
- キーワード
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- 背割り
- 心挽き
- 木造建築
- ちぎり
- 千切
- 乳切
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2110049-4501(日野町立図書館提供)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000158754