レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:03
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1549
- 質問
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解決
日吉大社神事能の概要を知りたい。
- 回答
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日吉大社は大津市坂本五丁目にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「近江の猿楽は、湖東の多賀社と比叡山の膝下日吉大社を中心に展開した。なかでも日吉社の神事には猿楽座が勤仕していた。室町時代以降の日吉社の神事能の実態は資料が少なく不明だが、江戸時代には比叡山の東塔・西塔・横川の三塔から選出された年寄(上坂本・下坂本)が神事能にあたっていた。また1714年(正徳4)の「日吉神事能組記」によれば、正月六日日吉社の能舞台において「翁(おきな)」を最初に7番の能組がくまれそれぞれ演者が付記されている。これには1750年(寛延3)までの神事能が列記されているが、おそらく室町時代でもこれに似た旧儀があったと考えられよう。日吉大社では、現在もその伝統をうけつぎ、毎年元旦の早朝、西本宮の「大戸開き」神事には、その拝殿で「日吉能」が奉納される。(木村至宏)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 能楽.狂言 (773 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.612
- キーワード
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- 日吉大社
- 能楽
- 近江猿楽
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102785