レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年06月22日
- 登録日時
- 2023/02/20 09:50
- 更新日時
- 2023/02/20 09:52
- 管理番号
- 00000670
- 質問
-
解決
山梨県立文学館の特設展で見た芥川龍之介の日誌の、昇仙峡を訪れた時のことを記した部分を原文イメージで読みたい。
- 回答
-
展示されていたのは、1908(明治41).7.21~8.31の「日誌」(登録資料名「暑中休暇日誌」)。
「芥川が東京府立第三中学校4年生・16歳の夏休みに書いた日記」と表示されていた。7月24日に友人の西川英次郎と東京を出発、26日に甲府に泊まり、翌日に昇仙峡を訪れた。甲府から同級生の上滝嵬(こうたきたかし)に手紙を出し、昇仙峡の眺めを称え、「この青い水に紫の藤が長い花をたらしたならさだめて美しい事と思ふ」と書いたことを記している。日誌の画像は、以下の資料に掲載されている。
- 回答プロセス
-
<調査に使用した参考資料>
『芥川龍之介資料集 解説』(山梨県立文学館∥編集 山梨県立文学館 1993)P.93
『芥川龍之介未定稿集』(芥川 龍之介∥[著] 葛巻 義敏∥編 岩波書店 1968)P.250-251
『昇仙峡に魅せられた人たち』(甲府市教育委員会 2006)P.5-6
『芥川龍之介大事典』(志村 有弘∥編 勉誠出版 2002)P.241-242
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本文学 (910 10版)
- 日記.書簡.紀行 (915 10版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 10版)
- 参考資料
-
-
山梨県立文学館 編 , 芥川竜之介資料集. 山梨県立文学館, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002295521-00 (P.625) -
山梨県立文学館. 芥川龍之介の夏休み. 山梨県立文学館, 2015.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026672475-00 (P.8-9) - 山梨県立文学館/企画編集 , 山梨の文学 : 山梨県立文学館開館記念展 改訂版. 山梨県立文学館, 1991. (P.47-49)
- 山梨県立文学館/編集 , 芥川龍之介展 : 生誕百年記念. 山梨県立文学館, 1991. (P.84-85)
- 山梨県立文学館画像情報システム 「暑中休暇日誌」 (P.6)
-
山梨県立文学館 編 , 芥川竜之介資料集. 山梨県立文学館, 1993.
- キーワード
-
- 芥川龍之介
- 「暑中休暇日誌」
- 夏休み
- 日記
- 日本文学
- 昇仙峡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000329189