レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/10/01
- 登録日時
- 2014/11/28 00:30
- 更新日時
- 2014/11/28 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0058
- 質問
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解決
旧永源寺町(現東近江市)に所在している長寿寺の謂れ(歴史)について知りたい。
- 回答
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長寿寺は東近江市池之脇町にある天台宗寺院です。その謂れにつきましては、『永源寺町史 通史編』に「長寿寺の開基は聖徳太子とされ、慈覚大師(じかくだいし)円仁(えんにん)が中興し、現在の寺地より五〇〇メートルほど離れた本堂谷(ほんどうだに)付近に伽藍を築いたが、元亀(げんき)・天正(てんしょう)年間(一五七〇~九二)の兵火で焼失後衰退したと伝えられている。」とあります。また、明治42年(1909)に田中長八が記した「高木風土記」(田中滋家所蔵)には、長寿寺は天平九年(七三七)に高木に建立された荘厳院の末寺であり、16世紀末の戦乱で荘厳院が焼失した際に残った僧坊の1つが長寿寺であると記載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 8版)
- 参考資料
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- 1 永源寺町史 通史編 永源寺町史編さん委員会∥編集 東近江市 2006年 S-2147- 06 p.210-212
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2 近江蒲生郡志 巻7 蒲生郡役所∥編 蒲生郡役所 1922年 5-2140-7 p.783
- キーワード
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- 長寿寺-東近江市
- 聖徳太子
- 円仁
- 高木風土記
- 荘厳院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000163721