レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/08/17
- 登録日時
- 2012/11/07 02:05
- 更新日時
- 2012/11/07 02:05
- 管理番号
- 滋2012-0054
- 質問
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解決
大津市国分にある近津尾(ちかつお)神社の由緒を知りたい。
- 回答
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『滋賀県神社誌』によりますと、「明細書によると、創立年代は不詳であるが、石山寺記録中之巻三によると承安三年後白河院石山寺へ行幸された際、石山寺座主公祐僧都命をうけて勧請、石山寺祈願寺と奉崇すとある。以来石山寺領の時は建造物すべて領主より寄進あり。膳所領となっても元和七年、菅沼織部より安政三年本多下総守まで代々社領一反五畝、山林五丁歩余寄進せられて、今日にいたっている。明治四十二年国分新田の洞神社、雨壷神社を合祀し、大正三年国分西山の山神神社も合祀し、現在の社殿に改められた。尚境内地に元禄年間俳聖芭蕉が移り住み、俳句をよんだゆかりの幻住庵が昭和十五年に再興され、毎年秋には盛大に幻住庵祭が地元の人々によって行なわれている。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 神衹・神道史 (172 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.36
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2 大津の社 大津市歴史博物館∥企画編集 大津市 1992年 S-1711- 92 p.106 -
3 幻住庵の記を歩く 丸山弘∥編集 幻住庵保勝会 1994年 S-9211- 94 p.8-12
- キーワード
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- 近津尾神社
- 石山寺
- 幻住庵
- 松尾芭蕉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2110049-1101(大津市立図書館提供)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113766