レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003年07月01日
- 登録日時
- 2005/01/26 11:42
- 更新日時
- 2019/10/20 10:06
- 管理番号
- edo2003-07
- 質問
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解決
江戸時代に、旅行のガイドブックはあったか。
- 回答
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旅行のガイドブックにあたるものとしては、道中記や細見記があります。その形式や内容は、時代、編者によっても異なりますが、宿場間の距離や旅籠賃、人足賃、馬賃、名所や茶店、土産物などが記されています。
また、道中記と並んで紀行文や各地の名所図会も出版されました。有名な弥次喜多道中にも窺えるように、江戸時代は一般庶民もかなり安全に旅行ができるようになったわけですが、それでも旅に用心はつきもの、道中の心得などを事細かに記した用心集も発行されています。(備考参照)
これらのことは、『講座日本風俗史 旅風俗 2道中編 街道で起きる事件の泣き笑い』(雄山閣出版,3843/101/2)『江戸の旅』(今野信雄著,岩波書店,3843/89/93)『歴史文化ライブラリー9 江戸の旅人たち』(深井甚三著,吉川弘文館,3843/100/97)に書かれています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 図書.書誌学 (020)
- 社会.家庭生活の習俗 (384)
- 参考資料
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- 『講座日本風俗史 旅風俗 2道中編 街道で起きる事件の泣き笑い』(雄山閣出版 1991年 3843/101/2)
- 『江戸の旅』(今野信雄著 岩波書店 1993年 3843/89/93)
- 『歴史文化ライブラリー9 江戸の旅人たち』(深井甚三著 吉川弘文館 1997年 3843/100/97)
- 『図解江戸の旅は道中を知るとこんなに面白い! 地図と名所図会でたどる』(菅野俊輔編著 青春出版社 2009年 6821/83/0009) (p.44-45)
- キーワード
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- ガイドブック
- 旅
- 旅行
- 道中
- 案内記
- 旅行案内
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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『東海道巡覧記』(国文学研究資料館) http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0257-034902 (2016/8/12確認)
『丙辰紀行』(国文学研究資料館) http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0099-013502 (2016/8/12確認)
『東海道分間絵図』(国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1287041?tocOpened=1 (2016/8/12確認)
『江戸名所図会』(国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533893 (2016/8/12確認)
『旅行用心集』(早稲田大学図書館) http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ru03/ru03_02485/index.html (2016/8/12確認)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000013882