レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:00
- 更新日時
- 2012/12/19 17:17
- 管理番号
- 滋2011-1697
- 質問
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解決
正休寺梵鐘の概要を知りたい。
- 回答
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正休寺は大津市桐生一丁目にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「正休寺鐘楼(しゅろう)に釣られている梵鐘で、鐘身は笠形を含めて四段の鋳繰り法とし、竜頭(りゅうず)は別鋳して鋳付いでいる。竜頭は通常の双竜式で、鐘身も袈裟襷文(けさだすきもん)をほどこした端正な姿をしている。乳(ち)は一区に四段五列に配し、二個の撞座(つきざ)は竜頭と平行する位置にあり、撞座の意匠は八葉蓮華文をかたどる。池(いけ)の間(ま)の四方に陽刻された銘文から、延徳三年(一四九一)小倉掃部と佐伯道有が北野宮寺に奉献したもので、国久と輩下の左衛門の手によって鋳造されたことが知られる。また、追刻から明治二年(一八六九)正休寺の所蔵となったことがわかる。」とあります。また同資料によりますと、総高143.8cm。大津市指定文化財(昭和54年3月1日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 金工芸 (756 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.282
- キーワード
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- 正休寺
- 大津市指定文化財
- 梵鐘
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107148