レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003年05月01日
- 登録日時
- 2005/01/26 11:35
- 更新日時
- 2018/01/19 13:48
- 管理番号
- edo2003-05
- 質問
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解決
蕎麦をのせる蒸籠の形にはなぜ四角いものと丸いものがあるのか?なぜ長方形のものと正方形のものがあるのか?
- 回答
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蒸籠。読みは「せいろ」、正しくは「せいろう」です。『蕎麦の事典』(新島繁編著・柴田書店・3838/159/99)によれば、蒸籠は「もりせいろ」と「ざるせいろ」に大別され、もりせいろは長方形、ざるせいろは角と丸があり、角は正方形とあります。『蕎麦辞典』(植原路郎著・東京堂出版・ 5963/10/96)には、原型は正方形(江戸時代に書かれた『守貞謾稿』の挿図などをみると確かに正方形)だったが、明治四十年代に入ってから、面積を大きくみせるためか、長方形のものが出はじめたとあります。ちなみに、円型せいろは明治時代からあったとあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 食品.料理 (596)
- 参考資料
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- 『蕎麦の事典』(新島繁編著 柴田書店 1999年 3838/159/99)
- 『蕎麦辞典』(植原路郎著 東京堂出版 1996年 5963/10/96)
- 『守貞謾稿』(喜多川守定著・朝倉治彦・柏川修一校訂編集 1992年 3821/212/1~5) (備考※1をみよ)
- 『江戸っ子はなぜ蕎麦なのか?』(光文社新書 307)(岩崎信也著 光文社 2007年 3838/197/007) (p.296-301)
- キーワード
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- 蕎麦
- 蒸籠
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ※1 『守貞謾稿』(国立国会図書館デジタルコレクション)http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592394/39 (2015/8/5確認)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000013880