レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:00
- 更新日時
- 2012/07/20 02:00
- 管理番号
- 滋2011-1748
- 質問
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解決
「あかねさす紫野行き」で始まる近江を詠んだ和歌の全文、歌の意味、作者とその略歴、収録されている歌集名を知りたい。
- 回答
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『近江百人一首』に、和歌の全文は「あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守(のもり)は見ずや君が袖振(そでふ)る」で、歌の意味は「紫草野(むらさきの)を行き、標野を行って、野守は見ているではありませんか。あなたが袖を振るのを。」であると記されています。また同資料には、作者は「額田王」で、略歴は「七世紀頃の人。万葉集初期の女流歌人。父、鏡王は伝未詳。鏡王女は姉。出生地は近江説と大和説に分かれるが決定し難い。没年は持統天皇四(六九〇)以降で六〇歳前後か。一三、四歳頃から皇極天皇の側近として神事・詞章関係で奉仕。側近として愛され、女帝の子、大海人皇子(天武)の寵愛を受け、十市皇女(とおちのひめみこ)を生む。後、天智天皇に召され、高級巫女、宮延歌人として生涯を送る。日本最初の才女であろう。」とあります。収録されている歌集は「万葉集 巻第一」と記されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 近江百人一首 滋賀県文化振興事業団∥編集 滋賀県教育委員会 1993年 S-9100- 93 p.100
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2 萬葉の近江 滋賀アララギ会∥編 白川書院 1971年 S-9100- 71 p.104 -
3 淡海万葉の世界 藤井五郎∥著 サンライズ出版 2000年 S-9100- 00 p.203 -
4 近江百人一首を歩く 畑裕子∥著 サンライズ印刷出版部 1994年 S-9100- 94 p.98 -
5 万葉の歌 8 広岡義隆∥著 保育社 1986年 S-9100- 86 p.50 -
6 校注歌枕大観 近江編 森本茂∥編著 大学堂書店 1984年 S-9100- 84 p.447
- キーワード
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- 和歌
- 額田王
- 万葉集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108925