レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:01
- 更新日時
- 2012/06/15 02:01
- 管理番号
- 滋2011-1832
- 質問
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解決
万葉集に収録されている「鯨魚取り 淡海の海を」で始まる和歌の全文、歌の意味、作者、収録巻数を知りたい。
- 回答
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『淡海万葉の世界』によりますと、和歌の全文は「鯨魚取(いさなと)り 淡海(あふみ)の海(うみ)を 沖放(さ)けて 漕(こ)ぎ来る船 辺(へ)附きて 漕ぎ来る船 沖つ櫂(かい) いたくな撥(は)ねそ 辺っ櫂 いたくな撥(は)ねそ 若草の 夫(つま)の 思ふ鳥立つ」で、歌の意味は「近江の海を、沖合遠くこいで来る船よ。岸辺近くこいで来る船よ。沖こぐかいでひどく水を跳ねないでおくれ。岸こぐかいでひどく水を跳ねないでおくれ。亡き天皇の愛されていた鳥が驚いて飛びたつから。」と記されています。また同資料には、作者は「倭姫王」で、収録巻数は「万葉集 巻二」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 淡海万葉の世界 藤井五郎∥著 サンライズ出版 2000年 S-9100- 00 p.94
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2 万葉の歌 8 広岡義隆∥著 保育社 1986年 S-9100- 86 p.77 -
3 萬葉の近江 滋賀アララギ会∥編 白川書院 1971年 S-9100- 71 p.47 -
4 校注歌枕大観 近江編 森本茂∥編著 大学堂書店 1984年 S-9100- 84 p.56
- キーワード
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- 和歌
- 倭姫王
- 万葉集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107202