レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20160918
- 登録日時
- 2019/10/28 00:30
- 更新日時
- 2020/04/29 15:06
- 管理番号
- 0000200674
- 質問
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解決
江戸時代の「部越(はめこし)」(今でいう井樋)について知りたい。
- 回答
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御質問のありました「江戸時代の「部越」(今でいう井樋)の形や構造」については、次の資料に記述がありました。
(1)『疏導要書』 鍋島報效会 1991
P10(坤)
堤床ノ地形低ク夫ニ隨ヒ水道ヲモ低キ上中途ニ六角江アリテ水引ノ勝手悪キニヨリ部越と云水筧ヲ渡シテ中郷マテニ里ハカリノ所ニ水ヲ引ケルニ (2)『北方町史 上巻』 北方町町史編さん事務局/編 北方町 1985
P240 六角川の上を横断するのに、掛樋をもつて流した。が舟行の度毎にとりはずさねばならなかった。これを「はめこし」といった。
P268 六角川を渡水する「部越」と称する井樋の維持管理は福母村で行なう事。
P292 六角川(六角川といわず新橋江と呼称している)を「はめ越」井樋で通水したい。そのためには航行の舟に支障がないように整えるので、この計画実施にさしつかえがなければ「はめ越」工事を許可して下さるよう、関係筋えお願いというのである。
P293 別紙の通り志久村弓田之堤防を高かめ、六角川(江筋)を部越にて用水を引く、この工事のため舟一隻新造方お願い。
(3)『『北方町史 中巻』 北方町町史編さん事務局/編 北方町 1986
P305 福母嵌越又は「部越」焼米貯水を農業用水として白石平野へ送る水道があり福母村で六角川を掛ケ樋で通水するように仕掛けがあった。
(4)『西南地域史研究 第5輯』 秀村選三/編 文献出版 1983
P436~438 「福母嵌越」考
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219)
- 河海工学.河川工学 (517)
- 参考資料
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(1)農業土木学会古典複刻委員会編 , 農業土木学会古典復刻委員会 , 正木, 裕美(1926-) , 吉永, 安俊(1946-) , 南部, 長恒 , 仲吉, 朝助(1867-1926). 疏導要書. 日本経済評論社, 1992-09. (農業土木古典選集)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000048554-00 , ISBN 4818806366 -
(2)池田 史郎/編. 佐賀藩上佐賀代官所の貫物定の高札. 文献出版, 1983.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I070859928-00 -
(3)北方町町史編さん事務局 編 , 北方町 (佐賀県). 北方町史 中巻. 北方町, 1986.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001814012-00 -
(4)北方町町史編さん事務局 編 , 北方町 (佐賀県). 北方町史 上巻. 北方町, 1985.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001814011-00
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(1)農業土木学会古典複刻委員会編 , 農業土木学会古典復刻委員会 , 正木, 裕美(1926-) , 吉永, 安俊(1946-) , 南部, 長恒 , 仲吉, 朝助(1867-1926). 疏導要書. 日本経済評論社, 1992-09. (農業土木古典選集)
- キーワード
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- 部越
- 井樋
- 河川
- 農業用水
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000262993