レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/12/07
- 登録日時
- 2019/03/21 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M18120718090576
- 質問
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災害時の応急手当の方法について分かる、子供向けの資料はないか。
- 回答
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①では、体の各部位をケガした時の応急手当の方法や、心肺蘇生法、止血法、ケガした人の運び方、AEDの使い方、救急車のよび方などを漫画やイラストとともに紹介しており、災害時の応急手当について網羅的に知ることができる。
②では、「人工呼吸と心臓マッサージ」の方法について、イラストとともに説明されている。また、「けがの応急手当」として「直接圧迫法」「間接圧迫法」「緊縛法」が紹介されている。また、骨折した際に固定するために「ものさし、つえ、スティック、はし、かさ、雑誌や本、段ボール、新聞紙、ざぶとんなど」を利用できることが、イラストとともに紹介されている。
③では、「さし傷」「やけど」「出血したとき」「すり傷・切り傷」「打ち身」「ねんざ」「脱臼」「骨折したとき」の応急手当の方法について、イラストとともに紹介されている。また、「人工呼吸と心臓マッサージの仕方」も掲載されている。
④では、「応急手当の原則」として「救急隊や医者にみせるまでのケガ人や病人の手当てをする」「医薬品をつかった治療はしない」「救急隊や医者にケガ人や病人のようすを知らせる」「手当てをする人やケガ人の安全を考えることも大切」と説明されている。また、「トリアージという考え方」も説明されている。「トリアージとはフランス語で「選別」ということ。大災害では大ぜいのケガ人がでて、医者の人数や医薬品がたりなくなる。そんなときにかぎられた人数の医者と医薬品で、できるだけ多くのケガ人をすくうために、ケガ人を4種類に選別して手当ての順番をきめていくこと。」と説明されている。4種類の分類法も併せて紹介されている。また、身近にある物で手当てをする方法として、「三角巾」「ストッキング」「ラップ」の使い方や、古いシーツで包帯を作る方法が紹介されている。その他、症状ごとの応急手当の方法も掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会病理 (368 9版)
- 参考資料
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①浅井利夫『すぐに役立つ救急手当 3 災害編』 汐文社,2006,63p.
②戸田芳雄『ぼくたちの危険攻略ファイル 3 身近な事故・災害の危険』 教育画劇,2004,47p. 参照はp.44-46.
③藤吉洋一郎『いのちを守る!災害対策大百科 3 災害がおきたらこうしよう!』 日本図書センター,2008,47p. 参照はp.34-37.
④国崎信江『こども地震サバイバルマニュアル』 ポプラ社,2006,198p. 参照はp.82-107.
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①浅井利夫『すぐに役立つ救急手当 3 災害編』 汐文社,2006,63p.
- キーワード
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- 応急手当
- 救急手当
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018120718023590576
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000253418