レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年06月19日
- 登録日時
- 2018/06/19 10:35
- 更新日時
- 2018/06/27 13:46
- 管理番号
- B2018口頭0605
- 質問
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解決
ハッブルの法則について、天文学大事典を調べたが、難しくてよく頭に入らない。別の事典などはないか。そちらを読んだ後、再度読み直せばよく理解できると思う。
- 回答
-
事典類には、百科事典のような包括的な事典がある一方、医学事典のような個別的な分野の事典もあり、同じ分野のものでも収録対象や項目の記述のレベルも様々です。1つの事典で調べて調査が行き詰まったときには別の事典類で調べ直すと、適切な記述が見つかることがあります。
ハッブルの法則については、天文学大事典(資料1)のpp.541-542に説明が掲載されていますが、これでは記述が詳しすぎるとのことでした。人名についてはp.539に説明が掲載されています。
【 】内は当館の請求記号です。インターネットの最終アクセス日は2018年6月4日です。
資料1
天文学大事典編集委員会 編. 天文学大事典. 地人書館, 2007.6 【MB2-H6】
資料1から、ハッブルが人名であることがわかりますので、科学者事典や人名事典で「ハッブル」の項を見ると、ハッブル氏についての説明のほか、ハッブルの法則についての記述が掲載されています。
資料2
デービッド・アボット 編. 世界科学者事典 第3巻. 原書房, 1987.3 【M12-13】
pp.127-129に掲載されています。
資料3
John Daintith [ほか編] ; 科学者人名事典編集委員会 編. 科学者人名事典. 丸善, 1997.3 【M2-G36】
pp.481-482に掲載されています。
また、インターネットで公開されている天文学辞典(インターネット情報1)には、「「宇宙のどの方向を見ても、遠方の銀河ほど速い速度で天の川銀河(銀河系)から遠ざかり、その遠ざかる速度(後退速度)は銀河までの距離に比例する」と要約される。」といった、文章による説明のほか、「関連画像」として「ハッブルの法則の概念図」が掲載されています。
インターネット情報1 天文学辞典(日本天文学会)
http://astro-dic.jp/hubbles-law/
日本天文学会が提供しているデータベースで、天文学の広い分野にわたって解説しています。
このほか、科学大辞典(資料4)、法則の辞典(資料5)にもハッブルの法則の掲載があります。
資料4
国際科学振興財団 編. 科学大辞典. 第2版. 丸善, 2005.2 【M2-H89】
p.1190に掲載されています。
資料5
山崎昶 編著. 法則の辞典. 朝倉書店, 2006.9 【M2-H106】
pp.258-259に掲載されています。
国立国会図書館提供調べ方ページ「リサーチ・ナビ」内の調べ方案内でも、宇宙科学に関する資料を紹介しています。
・宇宙科学について調べる(https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-486.php)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 天文学.宇宙科学 (440 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 天文学
- 宇宙科学
- 銀河系
- ハッブルの法則
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 科学技術
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000237366