レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年02月01日
- 登録日時
- 2016/03/16 09:13
- 更新日時
- 2016/03/16 09:13
- 管理番号
- いわき総合-地域407
- 質問
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解決
白水阿弥陀堂の建立に関わった徳姫についての本はありますか?
- 回答
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徳姫は、岩城氏の始祖とされている岩城則道の妻(岩城成衡説もある)。則道の死後、徳姫は剃髪して尼となり、徳尼御前と呼ばれました。夫、則道の冥福を祈るため、白水阿弥陀堂を建立したと伝えられていますが、諸説あるようです。
また、平と内郷の境、新川にかかる尼子橋は、民が洪水に悩むのを哀れんだ徳尼御前が建てた橋といわれています。
次の郷土資料に、徳姫(徳尼御前)についての記述がありました。
『華の御堂 国宝・白水阿弥陀堂とその周辺』(草野日出雄 1980)
P65からの「一、白水阿弥陀堂の歴史考」に徳姫についての記述あり。
『東北中世史』(須藤春峰 1975)
P257~268「徳姫(徳尼御前)」
『6号線 '81第13号』(尼子会 1981)
P104~115「徳尼御前私考‐白水阿弥陀堂の創建者は誰か‐」(菊池康雄)
『内郷郷土史 下巻』(内郷郷土史編さん委員会 1988)
P782~784「徳尼御前と尼子橋」「阿弥陀堂の宝物」、P785~786「第12章 郷土の人物」に「徳尼御前」あり。
『いわき発見伝』(いわき市 1991)
P51~76「徳尼伝説」では、徳姫についてまんがで描かれている。
『いわきの伝説と民話』(いわき地方史研究会 2004)
P37~38「徳尼御前と弁財天」、P180「阿弥陀堂の宝物」、P186~190「徳尼御前と尼子橋」それぞれの出典も記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 芸術政策.文化財 (709 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『華の御堂』[K/709/ク・1110087200]
- 【資料②】『東北中世史』[K/210.4-1/ス・ 1110045901]
- 【資料③】『6号線 '81第13号』[K/910.5/ロク-13・1110184346]
- 【資料④】『内郷郷土史 下巻』[K/210.1-1/ウ・1110038799]
- 【資料⑤】『いわき発見伝』[K/726/イ・1110088018]
- 【資料⑥】『いわきの伝説と民話』[K/388/イ・1111904312]
- キーワード
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- 徳姫
- 白水阿弥陀堂 しらみずあみだどう
- いわき 歴史
- 国宝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000189349