レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/05/18
- 登録日時
- 2005/08/05 02:11
- 更新日時
- 2009/07/02 11:40
- 管理番号
- 埼熊-2005-012
- 質問
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解決
〈国体〉というイデオロギーのルーツは、会沢正志斎が著した『新論』か。
- 回答
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『日本思想史辞典』『国史大辞典 5』等によれば、〈国体〉の語は中国の古典に由来し、日本の古代にも「延喜式」祝詞に用例が見られる。しかし、これが天皇統治の固有の伝統に根差す日本の民族的特殊性を意味する語として使用されるのは、18世紀後半以降。また、この国体思想を理論的に体系化したのが後期水戸学であり、特に会沢安(号:正志斎)の『新論』である。これらの記述を紹介する。
- 回答プロセス
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日本思想、日本史関係の辞典にあたり、そこで紹介されている参考文献を参照する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 国体論.詔勅 (155 9版)
- 政治学.政治思想 (311 9版)
- 日本思想 (121 9版)
- 参考資料
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- 『日本思想史辞典』(ぺりかん社 2001)
- 『国史大辞典 5』(吉川弘文館 1985)
- 『日本国家思想史研究』(長尾竜一 創文社 1983)
- キーワード
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- 国体
- 政治思想-日本
- 会沢 正志斎(アイザワ セイシサイ)-会沢 安(アイザワ ヤスシ)
- 水戸学-水戸藩-江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000023424