レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/12/26
- 登録日時
- 2021/04/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M21012316110856
- 質問
-
備中吉備津宮の神官藤井重実の日記『公私要用録』が読みたい。
- 回答
-
日記全文を紹介する資料集等は見つけられなかった。
資料①『岡山県史 第9巻 近世Ⅳ』の倉敷騒動の説明で「公私要用録」が出てくるが、内容については数行引用があるのみ。
資料②『岡山県古文書集 第2輯』、資料③『岡山県古文書集 第3輯』の吉備津神社文書の一覧には掲載なし。
資料①の説明には参考文献の明記はないが、当該箇所の第4章第1節の執筆者が朝森要氏であることを確認。
朝森氏の著書である資料④『幕末史の研究』に「公私要用録」について触れた箇所があり、章末に参考文献が記載されているのを確認。
資料⑤『吉備地方史の研究』の「倉敷浅尾騒動の一側面」には、倉敷騒動の事件発生に沿って、慶応二年4月10日から22日までの「公私要用録」の内容が紹介されている。「公私要用録」全文は掲載されてはいないが、この日記は嘉永の頃より明治3年に至る間の数十冊が伝わっており、幕末の神事関係の記事や、社領宮内町の庶政に関する記事が巨細に記されているのみでなく、他領との交渉や当時一般の世相を知るに足る史料もかなり豊富である、としている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 叢書.全集.選集 (208 9版)
- 参考資料
-
-
資料①『岡山県史 第9巻 近世Ⅳ』岡山県,1989,665p. 参照はp.376
資料②『岡山県古文書集 第2輯』思文閣出版,1981,439p.
資料③『岡山県古文書集 第3輯』思文閣出版,1981,436p.
資料④ 朝森要『幕末史の研究』岩田書院,2004,282p. 参照はp.84,88.
資料⑤ 藤井駿『吉備地方史の研究』山陽新聞社,1980,591p. 参照はp.569-583.
-
資料①『岡山県史 第9巻 近世Ⅳ』岡山県,1989,665p. 参照はp.376
- キーワード
-
- 藤井駿河守重実
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021012316185510856
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000296135