レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年11月05日
- 登録日時
- 2022/08/10 18:12
- 更新日時
- 2023/12/28 12:53
- 管理番号
- 中央202208-01
- 質問
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解決
江戸後期の医家・伊藤鹿里という人物について調べている。旧春日村の出身だそうだが、そこに墓所があるのではないかと思う。墓所の所在について記載された文献があるか。
- 回答
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『望月町誌 第四巻 近世編』 望月町誌編纂委員会/編 望月町 1997 より
伊藤鹿里はのちの号で、伊藤忠岱(ヨミ:いとうちゅうたい)のことであることが分かった。
以下の資料を提供した。
『望月町誌 第四巻 近世編』 望月町誌編纂委員会/編 望月町 1997
p.716~p.719に伊藤氏に関する記述あり。p.176に墓の写真が掲載されており「伊藤忠岱の墓(春日堀、編)」と記されている。
『信州/佐久 望月ものがたり』 大沢洋三/著 信濃路 1975
p.146~152に伊藤氏に関する記述あり。p.152に「墓碑は春日字堀端の伊藤家一族の墓にある」と記載されている。
- 回答プロセス
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江戸後期の医家、旧春日村出身との情報から、『望月町誌 第四巻 近世編』をあたってみる。
目次より「第五節 江戸時代の医療と医師」p.713~を調べたところ、春日村出身の伊藤忠岱(ヨミ:いとうちゅうたい)が、のちに鹿里と号していたことが分かった。同ページには墓の写真も掲載されており、「伊藤忠岱の墓(春日堀、編)」とされている。
望月の歴史が書かれている他の資料も確認したところ、『信州/佐久 望月ものがたり』にも伊藤忠岱の記載があった。
鹿里の名前から、まず望月にある「御鹿の里」を連想し、『信濃国佐久郡春日郷「御鹿の里」物語』 岡部捷二/著 リフレ出版 2020 もあたってみたが、記載はなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 中部地方 (215)
- 参考資料
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望月町誌編纂委員会 編 , 望月町 (長野県). 望月町誌 第4巻 (近世編). 望月町, 1997.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002585290-00 -
大沢洋三 著 , 大沢, 洋三, 1901-. 望月ものがたり : 信州/佐久. 信濃路, 1975.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001221836-00
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望月町誌編纂委員会 編 , 望月町 (長野県). 望月町誌 第4巻 (近世編). 望月町, 1997.
- キーワード
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- 長野県望月町
- 春日村
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000319838