レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/10/13
- 登録日時
- 2020/12/23 00:30
- 更新日時
- 2020/12/23 09:20
- 管理番号
- 所沢本-2020-027
- 質問
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解決
織物の専門用語で「羽糸」というのがある。どういう意味か、調べたい。
- 回答
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「羽糸(はいと)」は、「端糸とも書く。撚りを掛けない生糸。」(『染織事典』 中江克己/編 泰流社 1993年より抜粋)とあります。
以下の資料に記載があります。
〇『染織事典』 中江克己/編 泰流社 1993年
〇『原色染織大辞典』 淡交社 1977年
〇『日本国語大辞典 第10巻』 小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2001年
- 回答プロセス
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《所蔵資料の内容確認》
〇『染織事典』 中江克己/編 泰流社 1993年
p320「羽糸(はいと)」の項あり。
「端糸とも書く。撚りを掛けない生糸。または、単糸を指していう。」との記載あり。
〇『原色染織大辞典』 淡交社 1977年
p823「はいと(羽糸・端糸)」の項あり。
「撚りを施さない生糸。又、単糸という意味にも用いる。」との記載あり。
〇『日本国語大辞典 第10巻』 小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2001年
p954 「はいと 羽糸・端糸」の項あり。
「よりをかけない生糸。特に、製糸機から繰り出したばかりの単糸(たんし)をさすこともある。」との記載あり。
×『手織りと手紡ぎ』 彦根愛/著 グラフ社 2000年
×『繊維とくらし』 浅井恒雄/著 PHP研究所 1982年
×『事典絹と木綿の江戸時代』 山脇悌二郎/著 吉川弘文館 2002年
×『図解染織技術事典』 田中清香/共著 理工学社 1990年
×『世界織物文化図鑑』 ジョン・ギロウ/著 東洋書林 2001年
×『繊維の百科事典』 本宮達也/ほか編 丸善 2002年
×『服地の基本がわかるテキスタイル事典』 閏間正雄/監修 ナツメ社 2014年
×『世界の絹織物文化図鑑』 フィリッパ・スコット/著 柊風舎 2007年
×『シルクロードと綿』 奥村正二/著 築地書館 1985年
×『天の虫天の糸』 長町美和子/文 ラトルズ 2007年
×『絹の道シルクロード染織史』 長沢和俊/著 講談社 2001年
×『わかりやすい絹の科学』 文化出版局 1990年
×『蚕』 畑中章宏/著 晶文社 2015年
×『図解 みんなの産業シリーズ 9』 市川健夫/監修 学研 1986年
×『絹の文化誌』 篠原昭/ほか編著 信濃毎日新聞社 1991年
×『蚕糸王国長野県』 新津新生/著 川辺書林 2017年
- 事前調査事項
- NDC
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- 染織工芸 (753 9版)
- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
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- 染織事典 中江克己/編 泰流社 1993.4 753.033 4-8121-0022-4
- 原色染織大辞典 淡交社 1977 753.033
- 日本国語大辞典 第10巻 小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2001.10 813.1 4-09-521010-9
- キーワード
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- 羽糸
- 端糸
- 単糸
- 生糸
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000291279