レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年06月01日
- 登録日時
- 2022/12/21 12:41
- 更新日時
- 2022/12/21 12:41
- 管理番号
- 市川20220601-02
- 質問
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解決
富木常忍(ときじょうにん)(日常)と妻(女房尼)、母について知りたい。また、千葉県の市川市内に富木常忍に関連した史跡、寺院などがあるか。
- 回答
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『日蓮辞典』(宮崎英修/編 東京堂出版 1979)のp.8「日蓮の生涯」の章には、日蓮が女房尼に送った書状『富木殿女房尼御前御返事』に関する記述に、女房尼と常忍の母についての部分があり、p.232「忘持経事」の項に、母が90歳の高齢で死去したときのことが記載されている。関連寺院としては、同書p.52に「弘法寺(真間山)」、p.179 及びp.198に「法華寺」についての記述がある。
また、『日蓮聖人事蹟事典』(中尾堯/編 雄山閣 1981)p.29-32「中山法華経寺を中心とする弟子伝説」には、富木常忍と関連する史跡、寺院について記載されており、『日蓮聖人のご真蹟』(中尾堯/著 臨川書店 2004)には、富木常忍に関する記述に加え、p.181「母の供養」p.182-「よき妻と夫」等の記載がある。
ほかに、『日本古典文学大系82 親鸞集 日蓮集』(岩波書店 1979)p.449-451「富木尼御前御書」、『上原専禄著作集16』(上原弘江/編 評論社 1988)p.204-249「富木常忍の母の死を受けて」、『日蓮 房総における宗派と文化』(千秋社 1980)p.85-94「日蓮と千葉氏の周辺」、『市川市史 第2巻』(市川市 1974)p.178-182「富木氏と守護千葉氏」、p.182-189「富木氏と日蓮」があり、『中山法華経寺誌』(同朋舎 1981)p.26-にも、富木常忍の母や妻に関する記述がある。
『大本山 法華経寺(奉迎初祖日常聖人第七百遠忌)』(中山法華経寺 1993)には、初祖日常聖人の像の写真、常忍がかつて住んでいた奥之院にある日常聖人の御墓の写真がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000326122