レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180216
- 登録日時
- 2018/03/31 00:30
- 更新日時
- 2018/03/31 00:30
- 管理番号
- 福郷-050
- 質問
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解決
明治・大正時代に蜷城(ヒナシロ)村に両筑軌道が通っていた。その地図を見たい。
以前、その頃の甘木の地図で閲覧した。
- 回答
-
国土地理院発行の2つの地図に蜷城村を通る両筑軌道線路図がある。
1 『福岡県1/5万図歴地形図 甘木』3
明治33年測図大正15年第2回修正測図
2 『福岡県1/2.5万図歴地形図 鳥栖・田主丸』14
大正15年測図
(参考)
『角川日本地名大辞典』によると、蜷城(ヒナシロ)村は明治22年から昭和29年の自治体名であり、甘木市(現朝倉市)の大字を継承とのことである。
『村誌ひなしろ』と『甘木市史』から両筑軌道は明治44年に設立し、大正元年から大正14年の営業であったことがわかる。『村誌ひなしろ』p343に「第2図蜷城村軌道線路図」の掲載がある。
- 回答プロセス
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蜷城(ヒナシロ)の場所と両筑軌道の運行時期を確定し、その時代の地図を調査した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 1 福岡県1/5万図歴地形図 福岡県立図書館 [1995] K454//Sフ 3 甘木
- 2 鳥栖・田主丸 福岡県立図書館 [2013] K454//Sフ 14 田主丸
- 3 角川日本地名大辞典 40 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1988.3 K293/000/カ p1140.
- 4 ひなしろ 村誌「ひなしろ」編さん委員会/編 村誌「ひなしろ」編さん委員会 1999.3 K229/1/ヒ p342-345.
- 5 甘木市史 下巻 甘木市史編さん委員会/編集 甘木市史編さん委員会 1981 K229/1/ア p204-206.
- キーワード
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- 両筑軌道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000233894