レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年09月13日
- 登録日時
- 2021/01/20 09:19
- 更新日時
- 2021/04/27 13:12
- 管理番号
- 京歴-565
- 質問
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解決
昔、京都の音羽谷というところで石が採れたとのこと。
この音羽谷とはどこか。
- 回答
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『京都市の地名』(①)
p.121の音羽滝の項に音羽谷は雲母寺の近くである旨が書かれていた(出典は『山州名跡志』)。
p.122の雲母寺跡の項には現京都市左京区修学院音羽谷とあり、「雲母坂の登り口の音羽谷を跡地とする」と書かれている。
『山州名跡志 乾(新修京都叢書, 第15巻)』(②)
p.151音羽谷の項には「雲母寺の南に在て東に入る也 (中略)上古瀧あり。音羽瀧と号す。今滅して水所々に流る。昔此の所より石を伐り出す事今の白河の如し。」という記述があった。
- 回答プロセス
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『京都市の地名』(①)で音羽谷に関する記述を探した。
資料①の音羽滝の項の出典として挙げられていた『山州名跡志』(②)について、『新修京都叢書』の索引を見て該当箇所を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291)
- 参考資料
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- ①『京都市の地名(日本歴史地名大系 ; 27)』平凡社 1979 (当館請求記号:K1||291.62||H51||)
- ②『山州名跡志 乾(新修京都叢書, 第15巻)』野間光辰編 臨川書店 1976 (当館請求記号:K0||291.62||Sh69||15)
- キーワード
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- 音羽谷
- 白川石
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000292686