レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170206
- 登録日時
- 2017/02/06 15:09
- 更新日時
- 2021/05/06 12:30
- 管理番号
- R00-225
- 質問
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音律について、入門的なものから少し詳しいものまでの文献を探している。特に「ピタゴラス音律」、「純正律」、「平均律」について。
- 回答
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1.事典の項目
各音楽事典・辞典の「音律」の項目。および参考文献を参照するよう案内。
2.OPACの分類検索で「761.2 楽典. 記譜法. 読譜法 : 音程, 音階, ソルフェージュ」および「761.12 音楽的音響学」から検索するよう案内。
- 回答プロセス
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1.事典・辞典類で「音律」の項目を確認。
・『クラシック音楽事典』 ・・・ 下記4つの音律について各200文字から300文字の解説。
「古代ギリシャの音律」の見出しに「ピタゴラス音律」に関する説明がある。
「純正律」
「中全音律」
「十二平均律」
・『音楽大事典』
「古代ギリシア」の見出しに「ピュタゴラス音律」に関する説明がある
「中全音律その他」と「12平均律」の比較的簡単な説明に加え、音律表が付いている。
「純正律」、「中全音律」、「12平均律」については、各項目名で立項されており、さらに詳しい説明がある。
・『カラー図解音楽事典』・・・ 「音楽理論/音組織II:音階」の項目で、各音律について簡単に説明している。
・『標準音楽辞典』・・・ 4つの音律について各1コラム程度の解説。「古代ギリシアの音律」でピュタゴラス音律について説明、「純正律」、「中全音律」、「十二平均律」。
・『ラルース世界音楽事典』・・・ 4つの音律について各500文字程度の解説。「平均律」、「ピュタゴラス音律」、「中全音律」、「不等分律」
・『ニューグローヴ世界音楽大事典』・・・ 「音律」の項目では、楽器のうえで展開する調律法の歴史をたどっており、「純正律」、「中全音律」、「平均律」、「ピュタゴラス音律」については別項目で詳細な説明がある。別巻「参考文献」の巻も紹介。詳しい文献としてあげられている中で、『音律について』と『ゼロ・ビートの再発見』を所蔵している。『ゼロ・ビートの再発見』本篇巻末に参考文献(主に日本語による)がある。
2.OPAC分類検索「761.2 楽典. 記譜法. 読譜法 : 音程, 音階, ソルフェージュ」で検索し、「音律」で絞り込む。
3.OPAC分類検索「761.12 音楽的音響学」で検索すると、音響学的な観点からの資料が得られる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 音楽の一般理論.音楽学 (761 9版)
- 参考資料
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- クラシック音楽事典. 戸口幸策監修. 平凡社, 2001.(WR03-753)[参 760]
- 音楽大事典. 岸辺成雄ほか 編. 平凡社, 1981-1983, 全6巻 (1 ア-オ:U02-815 ほか). [参 760]
- カラー図解音楽事典. ミヒェルス, U.編. 白水社, 1989. (WR00-652)[参 760]
- 標準音楽辞典. 新訂第2版, 音楽之友社, 2008, 全2巻. (ア-テ:WS02-290, ト-ワ: WS02-291) [参 760]
- ラルース世界音楽事典. 遠山一行ほか編. 福武書店, 1989. (上:WS00-204, 下:WS00-205) [参 760]
- 音律について. ケレタート, ヘルベルト. シンフォニア, 1990, 全2巻. (上巻:WR00-978, 下巻:WR03-474)
- ゼロ・ビートの再発見. 平島達司. 東京音楽社, 1983, 全2巻. (本篇:WR04-684, 技法篇:U03-436)
- キーワード
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- 音律
- 純正律
- ピュタゴラス音律
- 平均律
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000208959