レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/11/12
- 登録日時
- 2007/04/12 02:11
- 更新日時
- 2007/04/25 10:27
- 管理番号
- 埼久-2006-054
- 質問
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解決
新聞を浸すとインクが浮いて剥がれる液体について、どのようなものか組成などが知りたい。以前テレビ番組で実験を見た。
- 回答
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以下の資料に記載があった。
『紙パ技協誌 2004.4』(紙パルプ技術協会)
「環境にやさしい脱墨剤の開発」(山崎敦ほか p461-467)という論文中に「表1 脱墨業界の環境の変化と脱墨剤の変遷と特徴」(p462)「表2 各種脱墨剤の構造と環境安全性」(p463)があり。
『古紙ハンドブック 1992』(古紙再生促進センター 1992)
「8 脱インク処理(p96-111)」という章があり、p104に「14 市販脱インキ剤」の一覧があり。
『化学工学 VOL.70 NO.4(2006.4)』(化学工学会)
「脱墨剤」(若月亮 p198-201)という論文中の「4.脱墨薬品」に「脱墨に用いられる主な薬品は、水酸化ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、過酸化水素、脱墨剤であり、JAPAN-TAPPI紙パルプ試験法No.39-82では、新聞、雑誌等の脱墨試験の際に表1に示す薬品を用いることが提示されている。」とあり。また、p200には「表2 界面活性剤の脱墨剤としての性能比較」が載っている。
また、インターネットでは《Google》など検索サイトで〈脱インキ剤〉〈脱墨剤〉で検索すると、花王や日華化学やADEKA等で製造販売している製品がヒットする。
- 回答プロセス
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NDC585(製紙工業)の書架に当たる。また自館目録で書名検索〈紙&リサイクル〉でヒットした資料を調査するが、記述があったのは1点のみ。《NDL-OPAC〈雑索〉》を論題名〈脱墨〉で検索、ヒットした20件のうち所蔵雑誌論文の内容を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- パルプ.製紙工業 (585 9版)
- 参考資料
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- 『紙パ技協誌 2004.4』(紙パルプ技術協会)
- 『古紙ハンドブック 1992』(古紙再生促進センター 1992)
- 『化学工学 VOL.70 NO.4(2006.4)』(化学工学会)
- キーワード
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- 故紙
- インク
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000034538